2009年08月09日

8月3日〜9日の読書記録

読んだ本の数:2冊
読んだページ数:516ページ


5日から9日まで国外脱出しており。
飛行機の中では、寝るorDVDを観る、にかまけてしまったもので、読み始めた2冊とも30ページぐらいで放置。

こういう半端なことをすると、続けて読む気がなくなるのは何故?

でもって、久し振りに3桁ページ数。

赤×ピンク (角川文庫)
桜庭一樹/著

儚げでありながら、ある種の図太さも感じさせてくれる若い女性像は好ましい。新鮮味はなかったけれど、3人3様の「生き方探し」物語として楽しめた。
読了日:08月03日 ●図書館本


角田光代/著 角川文庫

なんてことのない日常の中で、ちょっとした疑問や面白いと感じたことが綴られたエッセイ集。感性が近いのか、共感する部分が多かった。装丁にあるような、カフェor友達宅のテーブルで、お茶をしながら話をしているイメージで楽しめた。
読了日:08月04日 ●新刊購入


☆経過報告☆

積読本1冊読破>目標50冊まで、あと43冊

今週読めたのは、新刊1
タイトルからして「ドナドナ」のつもりだったけど、なあんか良いんだよなぁ〜角田さんのエッセイ。
結構前の出版なんだけど、今でも通用する話題満載で、その話題で友達と話したくなるような。
んー、これはちょっと保留箱入り。装丁も好みだし。

旅行中に図書館予約本が届いていたので、早く取りに行かねば。
リフレッシュもできたことだし、ペースは戻る・・・てか、ダム決壊的な勢い?

問題は、図書館本がたてこんでいて、積読崩しができないこと。
って、毎回書いている気がする。

なんで予約入れちゃうかねえって、読みたいからなんだけど。
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2009年08月03日

7月27日〜8月2日の読書記録

読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1321ページ


ちょいとペースダウン。
なんでしょう、肉体的疲労も読書ペースに影響するものですね。

しばらく図書館本は借りないでおこうと思ったのに、予約していた本が届いたりして・・・うまくいかないもの。

あと、暑いと脳みそが溶けそうになって、難しめの本が読めなくなります。
冬には読める哲学書や長編も、夏は無理。

サンネンイチゴ (角川文庫)
笹生陽子/著

中学生の、やや自意識過剰で小心者の主人公が、ちょっとした事件に巻き込まれ、新しい人間関係を確立しつつ、成長していく話。主人公が子供でも、楽しめたり考えさせられりする本はあるのだが・・・これは残念!でした。何も残らなかったので、明後日には忘れているで
しょう。
読了日:07月27日 ●新刊購入


坂野昭彦/著 幻冬舎

塀の中(の前段階?)のお話って、一ジャンルになりそうだけど。阿部譲二とも見沢知廉とも佐藤優とも違う「フツーっぽい人の良識的な意見」が反映されていて、読みやすかったし、わかりやすかったし、面白かった。こんな人でも犯罪を犯してしまう国って、どうなんでしょうね。自己責任とばかり言ってられないんじゃ?
読了日:07月27日 ●図書館本

黒鷺死体宅配便 (11) (角川コミックス・エース 91-16) 9〜11巻  (角川コミックス・エース)
大塚英志/原作 山崎峰水/漫画

それなりに展開していて、続きも読みたいけれど、やいちの正体というか謎に関しては放置されていたので、気になって仕方がない。
新しい人物を登場させるより、やいちの話を書いて欲しいなあ。
読了日:07月29日 ●相方借り本

ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を (新風舎文庫)
菊地敬一/著

V.V.ファンとしては、読んで良かった。菊地さんがどんな思いで店を作り、大きくしていったのかがわかったから。エッセイ風だけど、内容は実用書に近い。いかに自分の好きなことで稼ぐか、いかに隙間を狙うか、という。店長昇格試験はボロボロでした(涙)
読了日:07月30日 ●わめぞみちくさ市購入

四とそれ以上の国
いしいしんじ/著 文藝春秋

いしい流四国幻想物語集?なんだか夢と現を行きかうような内容で、異様に眠くなる短編集だった。半分、気持ちよく眠りながら読んでいたような。でも、それが正しい読み方と言ってしまっても良いような。巡礼に興味があるので「道」が好き。
読了日:08月01日 ●図書館本

ガール・ミーツ・ガール
誉田哲也/著 光文社

展開は読めるし、目新しさはないけれど、女子同士のさわやかな友情が真っ直ぐに描かれて気持ち良い。前作も読みたくなった。
読了日:08月01日 ●図書館本


今週読んだ中で、「面白いよ、読んでみて」とお薦めするなら、「一文無し」
過去に読んだ獄中ものとは異なる「ごく普通の人の感覚」が新鮮だったし、素人っぽさが逆に面白い。
一緒に捕らわれている若者に説教したり、その筋の人を尊敬したりしたことも書かれていて、「かっこつけた文章」になっていないところが良かった。

「四とそれ以上の国」は、いしいさんのファンでも好みが分かれると思う。
私は、もうちょっとファンタジックな要素が違う方向に出ている「クーツェ」とか「プラネタリウム」の方が好きだけど、これはこれで嫌いではない。
ゆめうつつの世界(に思えた)に誘われて、やたらと眠くなった。
つまらないわけじゃないのに、読み終えるまでに4回もうたた寝をした。
小説を読んでいて眠くなるのは、私には非常に珍しいこと。

☆経過報告☆

積読本2冊読破>目標50冊まで、あと44冊

今週読めたのは、新刊1、古本1
どちらも「ドナドナ」予定。

5日から9日まで海外に出るので、来週の読書はもっと減るでしょう。
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2009年07月30日

2009年上半期10傑本

本拠地猫多組にも記事を書いたけれど、本関係なので、こちらにも。

このブログは、2009年の5月から書き出したので、1〜4月分の読書記録は、読書メーター猫多組をご覧いただくとして。

上半期、駄々猫的10傑作品+α、発表

読書メーターによると、上半期の記録は、177冊、40475ページ

冊数には少々モレがあり、ページ数は、マイナス1000ぐらいなんだけど。(2月の「全景」カタログのページ数が入っちゃってるから)

ベスト10とかって、どうしても順番をつけられないので。
唸りながら選んだ「10傑」(読んだ順)と、「ここで一区切り」にした(二次選考突破って感じ?)、プラス11冊のタイトルを書き出します。

それから、新刊書を積極的に読むタイプではないので、「最近出た本で、面白いモノ」を探している人には、参考になりません。
その旨、ご了承下さい。

☆10傑☆

一言は、読書メーターor本拠地からコピペして、ちょっと手を加えました。

その日のまえに
重松清/著 文藝春秋

ネット上とはいえ、親しく交流していた友を亡くしたばかりで読んだせいか、泣けた。平凡な日々のありがたさ、その人がそこに当たり前にいてくれることのありがたさ、失った後に、それでも生きることの大切さ、等々、心にしみました。
重松さんの文章は、どこまでも柔らかく優しく、無理がない。理想論の押し付けもなく、泣かせようというあざとさも感じない。自然さがかえって沁みる。借り本だったので、自分で購入することにした。

キネマの神様
原田マハ/著 文藝春秋

これは・・・名画座好き(ギンレイパスポート会員でもある)私にとっては、ほとんど反則に近いストーリー展開でしょう。皆が大好きな映画もしかり。DVDもサントラも持ってても、名画座でやれば、行っちゃうもんなあ・・・とはいえ私のナンバー1は別映画なんですが。

ぼくと1ルピーの神様 (ランダムハウス講談社文庫)
ヴィカス・スワラップ/著 ランダムハウス講談社文庫

「スラムドッグ$ミリオネア」も映画として良くできているけれど、私は原作
の方が好き。インドの複雑さがよくわかることと、男女の人間関係は恋愛だけじゃないという展開、少年同士の友情物語が好ましくて。
映画(試写)の感想を書いた際に、原作にも触れているので、興味ある方はこちらをお読み下さい。

BOOK-BAR大倉さんの熱い想いに答えて、原作者のヴィカス・スワラップ氏が来日。
番組ブログにインタビューの内容が書かれているので、もっと興味のある方はコチラ
ただし、4月の記事が全部表示されてしまうので、4月8、9日の記事を探して下さい。

記憶のつくり方
長田弘/著 晶文社 

初・長田作品。一読惚れ。何度もページに口づけしたくなったほど、美しくシンプルかつ魅力的な文章。あぁ、惚れた惚れたぁ!

つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)
吉田篤弘/著 ちくま文庫

いつもながら柔らかい文章で、心に温かな火がポッと灯るような感覚。小物系の描写が特に好ましい。先生の机とか、階段とか、オレンジとか、オセロという名の猫とか。

銃とチョコレート (ミステリーランド)
乙一/著 講談社

チョコレート好きで、少年探偵団やルパンやホームズに夢中になった元・子供には、たまらない一冊でした。それでいて、善悪がはっきりしないところが現代っぽいというか、乙一さんらしい皮肉というか。子供がいたら、絶対読ませたい一冊。借本だったんだけど、買うよ!

出星前夜
飯嶋和一/著 小学館 

島原の乱(天草四郎の乱)を主軸にした歴史大作なのだけど、四郎のカリスマ性をクローズアップした作品ではなくて、「なぜあの時代に、あの規模で、あの場所で起きたのか。なぜすぐに鎮圧できなかったのか。」を地道に検証していくような作り。
ボリュームもあるし、読みやすい文章とは言いがたいから「読書した〜!」という充実感があった。

ザ・ロード
コーマック・マッカーシー/著 早川書房

正直、読んでいて相当辛かった。好きではない内容で、極限状況に追い詰められた人間を容赦なく描いており、ぞっとするような描写も。
すでに映画化されてて、ヴィゴ主演だから観るつもりだけど・・・正視できるか自信がない。(ツライの嫌い)
でも、凄まじい状況下だからこそ、父の愛情と息子のピュアな感性が際立つ。読み終えた時、爽快ではなかったけれど、聖書の一節が浮かんだ。
「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛
です。」(新約聖書 第1コリント13:13)
結婚式でよく引用される箇所なので、夫婦間の愛情って解釈されがちだけれど、この作品においては、父から息子への愛情。著者が最愛の息子に捧げた作品というだけのことはある。

うろんな客
エドワード・ゴーリー/著 河出書房新社

マフラーを巻き、スニーカーをはいた、とかげのような生物が、ある日家に住み着いてしまう。皮肉な物語展開と、暗めの絵柄がマッチしており、短歌調の訳もまたお見事。手元に置いておきたい一冊。今までゴーリーを知らなかったことが悔やまれる、風刺の効いたすんばらしい絵本だし、柴田元幸さんの訳も良い。

雪沼とその周辺 (新潮文庫)
堀江敏幸/著 新潮社 

初・堀江作品。軽くも重たくもなく、なんだかとても気持ちよく読めた。雪沼という場所を巡る短編集で、ゆるやかに繋がっている感じ。何かが終わる、物事には「おしまい」がある、というテーマが流れているように思えたけれど、それが悲劇的には描かれない。次へのステップへの予感めいた印象もあって、終焉の切なさと、突き抜けて先へ行く健やかさがバランス良く描かれていたと思う。堀江作品、ちょい惚れです、続けて読みたい。

☆10傑には入れなかったけど、高評価作品11冊☆

・『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦
・『ジョーカー・ゲーム』 柳広司
・『フィッシュ・ストーリー』 伊坂幸太郎 <再読なのでハズした
・『オーデュボンの祈り』 伊坂幸太郎 <同上
・『ひとごろし』 山本周五郎
・『黒いハンカチ』 小沼丹
・『鹿男あをによし』 万城目学
・『逃亡くそたわけ』 絲山秋子
・『活字三昧』 目黒孝二
・『アムステルダムの犬』 いしいしんじ
・『熊の敷石』 堀江敏幸 <「雪沼」と迷ってハズした


今回まとめてみて面白いなと思ったのは、読んですぐとか、月ごとのまとめの時の評価はそれほどでもないのに、後から効いてくる作品があるってこと。
逆に、「素晴らしい」と思っても、同作者の別の作品を読むことで「こっちのがもっと素晴らしい」ってなることもあるし。

映画も本も、私にとっては娯楽であって欲しいので、余り考え込む作品は楽しめないのだけれど、ズシンと腹にくる作品が最終的には残るのかなあ、と思ったりも。

読書ブームはまだ続いているので、絵本と漫画を含めれば、365冊/年も夢じゃないかも揺れるハート
posted by 駄々猫 at 23:53| Comment(2) | 読んだ本記録・紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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