2011年01月24日

1月17日〜23日の読書記録

くにたちコショコショ市後、大変酷い風邪をひいて寝込む。
最初の3日は、読書もできないぐらい頭痛やら熱によるだるさやらで苦しめられた。
快方に向かってからは、出かけられないという理由もあって、割合さくさく読めた、かな?!

虹色ドロップ

途中まで読んで、仕舞い込んでいた夏石さんのエッセイ集、今頃読了。前半は「そうだったそうだった」と記憶を辿りつつ、後半は新しい刺激にニヤニヤしつつ。連載時にも「おお!」と思ったけれど、「夫が若い頃出演した色っぽい系映画を見に行く」話がとても好きだ。まっすぐ書評も、偉そうじゃなく、説明しすぎでもなくて良かった。

可愛いモノ

こういう本を眺めるのが好き。婆になっても「可愛いモノ好き」でいたい。

したくないことはしない

津野さんから見た「植草さん伝」で、とても興味深く読めた。ややこしいコンプレックスの人だったんだなあ・・・一番病って(苦笑)昭和の下町、東京事情や映画館事情も見えてくるし、大震災と大空襲が東京に与えた影響みたいなものも少しわかる。津野さんの知識量がまたハンパないから「本」や「市民史」の勉強にもなる感じ。

風流江戸雀 (新潮文庫)

やっぱり杉浦さんの江戸もの漫画はピカイチ。本当は単行本で全部読みたい。

踏切みやげ

影響されて、踏切を訪ねて旅をしたくなる。季節感と温度や風を感じられるような文章。こういう時間の使い方をしたいものだと思わされる。都内でも、まだまだ知らない踏切、知らない路線があるなあ。

ほほえみにはほほえみ

川崎さんの詩は「いいなあー」と深く思えるものと、なんだかぴんとこないものがある。なんでだろう?

●読みかけ本  最初の3冊がいつまでも読めない。理由の一つは「すぐそばにない」

・折口信夫文芸論集
・ヨーロッパ本と書店の物語
・奇縁まんだら
・世界クッキー
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2011年01月17日

1月10日〜16日の読書記録

先週書いた「読みかけ本」は、読書会用の村上春樹しか読了できませんでした。
並行読み派な上に「あれ?どこに置いたっけ?」となりやすいので「読みかけ本」マックス20冊ぐらいになるやも知れぬ。

くにたちコショコショ市に出そうと思った本を中心に読んだけど、結局忘れた本もある。。。(理由? 重い、とか、どこに置いたかわからなくなった、とか)

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

読書会課題本なので、再読。な、はずなのだが、なんかあまり記憶がない・・・必読の「午後の最後の芝生」やっぱり好きかも。他の短編も悪くない。「シドニーのグリーン・ストリート」も好きだな。羊男と羊博士と、なんだか能天気な主人公と。不親切ってのか「描ききらない」ところが好ましい。こちらの想像力をかきたててくれるってか、妄想世界を広げてくれるってか。そういや映画も「描ききらない」作品が好きだな。

もうひとつ別の東京―ひそかに愛し、静かに訪ねる55景

東京生まれ育ち在住だが、東京に詳しくない。建物も好きなんだけど、知らない建物がいくつか紹介されていて(しかも著者は建築物が好きらしく、設計者の名前が書いてある!)興味を持った。単なる「町歩きガイド」ではなく、著者が好きな場所やモノだけを自分なりに紹介している点が、このテのガイド的な本としては、頭一つ抜きん出て好ましい。

ばかもの

ああ。ばかもの、だ(笑)絲山作品の中では、内容的にそれほど好きではないが、しゃきっとした文体は健在で読みやすい。

物見遊湯

大田垣さんの体当たりシリーズにも食傷気味ではあるけれど、意外と悪くなかった。のんびり温泉旅行ができる身分になったら、お供に持って行きたい「ゆるいガイドブック」として役立ちそう。知らない温泉地もいっぱいあったし!

雨男、山男、豆をひく男

ダイバーで薔薇宇宙さんから購入。小池さんの著作はとりあえず読みたい。ものすごく好きというわけではないが、「詩」作品は、何度か繰り返して読みたい。音の並びが好ましい。タイトルも良い、「豆をひく男」にぴぴぴと来ました。私にとっての「豆」はコーヒー豆。

うちの器

「料理人やスタイリストのエッセイ本」って、一ジャンルになっているような。でもって、まあ私が器だの雑貨だのカゴだの料理だのに興味があるからだが、見つけると読みたくなる。正確には「眺めたくなる」だな。高橋さんの好きな器、同じのを欲しいって思うわけじゃないけれど、目に優しいというか、保養というか、そんな感じ。「私の大好き」を見つけるためのレッスン材料、みたいなもんか。

好きな理由

感想としては「同上」だが、こちらは「器」に限らず、「好きなもの全般」たとえば、高知旅行なんかについても書かれている。ジャンルを絞っていないだけに、より一層楽しめた一冊。

おんなのことば (童話屋の詩文庫)

童話屋さんの詩集シリーズは、小さいけれど、しっかり著者エッセンスを絞り込んだ編集になっていると思う。装丁が綺麗だし、手に取りやすいから、「ちょっと読んでみようかな」って気分で読める。初心者向けのシリーズだと思うが、私にはちょうど良い。茨木さんの言葉は「おんなのことば」でも、へんてこな色気とか媚がないのが良い。

●読みかけ本  増える一方である・・・

・折口信夫文芸論集
・ヨーロッパ本と書店の物語
・奇縁まんだら
・したくないことはしない
・踏切みやげ
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2011年01月10日

1月1日〜9日の読書記録

記録つけては放置、つけては放置してきたので、今年もいつまで続くかわかりませんが、とりあえず。
読書メーターの「まとめ」使うのは止めたので、ページ数合計わからんけど、別にいらんだろうそんなもん。

植民地時代の古本屋たち―樺太・朝鮮・台湾・満洲・中華民国 空白の庶民史

今年の「初読み」本。著者の沖田氏は、どんぐりさんの「行きつけの古本屋=鷹山堂」店主さんと知って「ご縁」に驚く。読み物というよりも資料に近い本だが、非常に興味深く読んだ。戦時中に命がけで樺太まで「セドリ」に出かけていた古本屋さんとか、空襲が始まっている頃でも古本を買いに来ていたお客さんがいたことを知り、心底「すげえなあ」と思う。

ゆらりうす色 (ちくま文庫)

やまださんの著作は全部読んでおきたい。日常を描きつつ、ピリッとスパイスが効いているから。でも、私にはちょっと「女性のかほり」が強すぎてむせることも。

残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)

時々ビジネス本を読まないと、商売人としてのモチベーションが保てないのです。内容的には目新しくもないのだけど、定期的に必要なサプリメント、みたいなもん。

「鉄学」概論―車窓から眺める日本近現代史 (新潮文庫)

鉄道を中心に据えた文化論、社会論としてわかりやすく、面白かった。それぞれの路線の成り立ちとか特徴もおおまかにわかったし、鉄道(駅)と住居に密接な関係があることも合点がいった。著者が目指した通り「鉄学」入門書として最適だと思う。

姫様お忍び事件帖 おまかせなされ (徳間文庫)

軽いエンタメ時代小説として楽しめた。

詩七日

Pippoさんと平田さんによる「詩のトークと朗読の夕べ」のDMを手にして、久しぶりに平田さんの詩を読みたくなった。高校時代「ラッキョウの恩返し」に衝撃を受けたことを懐かしく思い出す。平田さんの言葉の選び方と配列が好ましい。最初に読んだ時も、確か「十七月七日」の詩が一番好きだったと思うが、今読んでもやはりその一篇が好き。私に平「ラッキョウ〜」を紹介してくれた友人は、今も平田さんの詩を読んでいるだろうか?

中央線なヒト―沿線文化人類学 (小学館文庫)

私自身は中央線なヒトではありませんが、中央線沿線を思い浮かべる時「ああ、ああ」と納得できることしきり。確かに沿線文化人類学だな〜「大阪学」の路線をもっと細かくしたような感じでしょうか。先の「鉄学概論」と合わせて読むと2倍楽しめるかも知れない。

お家賃ですけど

「素人ふるぽん自慢」で、ゆうふくどうさんの箱から購入し、即読み。日常エッセイ的内容だが、友達に話を聞いているような気分になり、楽しめた。能町さんのほかの著作も面白かったな。

加えて、マンガ10冊ぐらい(面倒なので書かない、お薦めでもないし)、雑誌4冊(「ふるぽん自慢」で購入した「東京人」バックナンバーと、「考える人」↓)



現在販売中の「考える人」は、紀行文学好き、旅好きなら買っておくべきかと。
執筆陣も良いし、「お薦め旅本3冊」アンケートも参考になる。

で。
小説系、全然読んでないじゃん・・・頭疲れてた&長時間の読書ができなかったせいもあるけど、ちょーっとだらしないなあ。

●読みかけ本(来週アップできるか?)

・折口信夫文芸論集
・中国行きのスロウ・ボート(再読、読書会の課題本)
・ヨーロッパ本と書店の物語
・奇縁まんだら
タグ: 古本 読書
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