2011年10月11日

しのばず秋も一箱古本市(2011)★お客さん編・前編

余りに長くなりそうなので、2記事に分けることにしました。

前編:事前〜光源寺〜(羽鳥書店ギャラリー)〜古書ほうろう〜コシヅカハム
後編:古書信天翁〜アーリーバード〜往来堂書店〜喜多の園〜まとめ

★事前★

お客さんとして、一箱古本市を存分に楽しむためには、事前準備をします。
会場が点在しているので、まずは場所を確認。
それぞれの場所に出店するお店の紹介文を読み、あればブログやHP、ツイッターなどをチェック。

全員ではありませんが、多くの店主さんが、一箱のテーマや「自分はこういうジャンルの本を出しますよ」ということをアピールしています。
なので、私が欲しい本やグッズがどこにありそうかをチェックして、だいたいの「廻るルート」を決めるのです。

もちろん、ぶっつけ本番というか、適当に廻ってもOKだし、全会場を廻らなくても構わないんですが、私はスタンプラリー7箇所のスタンプを集めたかったし、「助っ人仕事」につくまで2時間半しかなかったので、地図を片手にシミュレーションをし、だいたいの「廻る時間」も決めていました。が。

結果的には、全然予定通りには行動できず、涙をのんで諦めたことも。(落武者画伯に絵を描いてもらうこととか、俳句を作ることとか)
そして、すっかり失念したことも。(多すぎて書ききれない)
まあいい。お客に専念は、他でやろう。

前日の晩、ツイッターを眺めていると、モンガ兄のつぶやきが。
「例のものはまだありますか」

例のもの・・・私たちが所属するSNSのメンバーが製作したブックマーカーなどのグッズで、私が預かっていたのですが、どうやらそれを出品したいらしい。
「まさか、前日のこの時間に、明日の朝もってこいとかゆーんじゃ」と返したものの、考えてみれば、モンガ堂の出店場所は、私のスタート地点だし、ちょっと早く行けば良いのだと気づく。

なので、ちょっと早めに家を出たのだけど、電車の接続がスムーズすぎて、1時間も早く本駒込駅に到着してしまった。
会場の光源寺は、まだテントが張られたばかり。

ここでぼーっと「店主打ち合わせ」が終わるのを待っても仕方ないので、コーヒーでも飲みに行くことに。
この辺、ないんだよね、そーゆー店が・・・結局、団子坂上のエスプレッソファクトリーで一服。

コーヒーを飲み終える頃、見覚えのある女性が。
10月15日に、西池袋に古書店をオープンする、ますく堂さん、でした。

開店チラシを持ってらして、今思えば、もっと預かってくれば良かった・・・ますく堂さんには、私の本も引き取っていただいたので。

★光源寺★ 26箱+一箱本送り隊の箱+旅猫雑貨店+マルイケハウス

10分前ぐらいに、光源寺に戻り、モンガ堂さんに「例のもの」を入れ物付で渡す。
そして、その場でなんと!駄々猫ウォーク便を頼まれる。
「全部廻るんでしょ〜、これ、ロンドンピグさんに渡して」と本2冊。
なんて人遣い、いや、猫遣いの荒い・・・たらーっ(汗)
買ってもいないのに、本2冊分の重みが加わりましたよ!

会場を眺めながら、知人に声をかけたり、かけられたり。
初めて参加した3年前からすると、ほんと、知り合い、増えたよなあ・・・嬉しいことです。
春の一箱以来の方もいて、再会を喜んだりもハートたち(複数ハート)

さて、11時、スタート!
軽く流そうと思っていた光源寺会場ですが、そうは行かず・・・「今日は、一店につき2冊まで、ラインは1000円」と決めていたのに、早々に決意が崩れる。

歴史と音楽堂さんに「猫本のおすすめトーク」をされるとは想定外でした。
「歴史でも音楽でもない・・・」とか言いつつ、4冊買ってしまう。
もっとも、この後は「2冊まで」制限を守ったので、まあ良しとしましょう。「猫本」探していたし。

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猫本5冊ゲット。3冊を、歴史と音楽堂さん、1冊はモンドブックスさんで購入。
残り一冊はなんと「北方人さんからオマケでいただいてしまった」もの。ありがとうございます猫

気になっていた店、すずむしさんで「虫の本、きのこの本」について尋ねるが「すみません、ありません」と言われる。隣のユタカタの妹ちゃんが笑っている。(今回は姉がライブに行ってしまい、一人出店。どこかで聞いたようなフレーズである、な、ゆず虎嘯?!)
意地でも何か探し出してやるとすずむし箱を漁り、この日一番のヘンテコ本『生涯青汁』を発見。

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駄々猫的「本日のヘンテコ本大賞」『生涯青汁』&一番高値だった『生ともののけ』古本Tさんより)

その他、「怖いよ怖いよ」とか言いながら、ちのり文庫箱を遠くから眺めたり、旅猫さんで猫ものを買ったり、可愛いブックカバーをプレゼント用に買ったり、BUKUBUKU HOTELで素敵なインド紙袋に購入本を入れてもらったり(ルピー持ってくの忘れた、無念)、つん堂さんに「値段わかんないよ〜」といちいちスリップを確認してもらったり。

何店かは、お客さんが多くてなかなか箱が覗けず、諦めました。時間さえあればゆっくり待てるんだけど、急いでいる時には仕方がないこと。特に湘南科学雑貨、気になっていたんだけどねー。

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酔払有栖堂&代用海亀屋さんのポストカードをゲット!

本を買う時に「スリップ」で値段を確認するのですが、スリップの絵柄があまりに素敵だったので。
「あの〜このスリップ、いただけませんか?」とお願いしてみたら、「スリップは回収するので・・・そう言ってくれた人にだけ、代わりにこれを」と。

ひゃっほー! すごく嬉しい。
欲しくなっちゃうスリップに出会ったのは、今回の一箱には出ていない古書 雰囲気。さん以来。

もっとも、買おうと思わない限り、スリップで値段見ないから、私の守備範囲外の本ばかり出している店でものごつ素敵なスリップがあるかも知れませんけどね。

一箱古本市には、こんな楽しみもあるのです。

★羽鳥書店ギャラリー★

なんせ「この日しかやらない」ってことで、so-netブロガーでもあることだし、行かねばと。
光源寺で時間オーバーだったため、ちょっと駆け足での見学となりました。

展覧会、原画展などに行きたい行きたいと思いつつ、なかなか足を運べていなかったので、山口晃氏の作品をじかに見られるチャンス!は、ありがたかった。うぅ〜素晴らしい〜。

「どうぶつと動物園」のイラストが池田学氏と知って、驚く。
動物園協会会員誌であるこの冊子、私何冊か持っているのです。
細密画のような動物の絵を描いていたのが池田氏だったのか〜って、確認したら書いてありました、ちゃんと。
気づいてなかっただけ。私の中で冊子の貴重度が増したグッド(上向き矢印)

羽鳥書店だより&しおりをいただき、この時点で、予定時間より15分ほどオーバーしていたので、焦りながら次へ。

★古書ほうろう★ 6箱

お目当ての「おしりねこバッグ」が売り切れていたらどうしようと思いましたが、大丈夫でした。
ひとまず安堵し、もす文庫前に陣取り、真剣に「おしりねこ」を比較する。

「こっちは、始めの頃に作ったから、形がイマイチでちょっと安いんですよ」「これは最後の方」などと説明を聞きつつ、「買い占めてしまいたい」との誘惑と闘い、ひとつしかなかったトートバッグとお弁当バッグを一つずついただくことに。

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おしりねこバッグ2種+ビビさん絵葉書(もす通信入り)&旅猫さんで購入した猫ぽち袋

すかさず絵本もチェック。
もす文庫さんは、事前にブログで出品する本の紹介をしてくれるんだけど、今回は絵本が大量だったので、手にとって見たい本が何冊かあった。
時間が足りなくて、あまり見られなかったけれど、佐々木マキさんの珍しい一冊を読ませてもらう。
ラストページのインパクトはすごかったなあ〜、あれは誰かの手に渡ったかしら?

探していたテーマ「怪獣」に近い一冊『おおとかげしんごう』をいただく。
短い時間だったけれど、「すずむし」さんが知人だってことや(「すごい嗅覚!」と褒めてもらった?!)、栃木一箱のことなど少々話し、慌しく去る。

後から、自分の弱点を発見した。
もす文庫が好きすぎて夢中になってしまい、他の店の存在を忘れる、ということだ。
一応、BOEESさんは認識したし、ちょっと気になっていたhi→のメンバーの方に、俳句ZINEの話を聴くことはできたけれど、他をスルーしてしまいました・・・すみません。
春にお隣だった、七星文庫さんには、せめてご挨拶をと思っていたのにふらふら

★コシヅカハム★ 5箱

ここは、女性店主が多かったせいか、横並びの配置もあってか、店主さん同士も仲良くお話していたりして、一番なごやかな雰囲気。
もっとも、私が行ったのが「商店街が本格的に混み始める前の時間帯だったから」かも知れない。

本の量も、皆さんそんなに大量ではなかったような。
四谷書房さんがいたにもかかわらず、「ボリュームあるなあ」って感じではなく、それ故、見やすくもあった。

もっとも、相変わらず時間に追われていた私は、存在そのものが慌しいヤツになっていましたが。
文庫善哉さん「そんなに買わないとか言って、店主でもないのにバッグ3つって」(そうツィートしていたのです)と笑われる。

屋台バーたまのお店で、噂の「厚紙で作ったブックカバー」を見せてもらう。「脳天さんとこで買おうかと」と言うと「でも、残り1枚って言ってましたよ」と言われ「じゃあ、ここで買っとく」

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光源寺で購入した可愛いブックカバー(店名失念です、すみません)&厚紙ブックカバー

この判断は正しかった。
往来堂前に着いた時点で、脳天松屋さんの販売分は売り切れていたので。

激混みの谷中銀座商店街を、メンチやらビールやら飲食歩きしている人の間を縫って早歩き、息を切らしながら夕焼けだんだんを登りました。
posted by 駄々猫 at 00:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 古本市・古本屋訪問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんはー
もす文庫です。
ご来店&お買い上げありがとうございました!いっぱい買ってる……
おしりねこバッグ、終わってみるとまさかの完売でした。うれしかったです。
佐々木マキさん絵本は売れませんでした。値段が高かったのもあったのですが、マキさん自体がほとんど売れないという意外な結果。
「すずむし」を発見した嗅覚、すばらしいです。
Posted by masubon at 2011年10月11日 20:41
お疲れ様でした〜。
この赤ずきんのブックカバー、私も買いましたよ。
ハヤカワ文庫サイズという所も嬉しくって、使うのが楽しみです。

そして改めて古書ほうろうを挫折したのが悔やまれる。
やはり時間が限られる場合は、前もってちゃんと計画立てないとダメだわね。
春はSNSで一箱に参加できるよう頑張ります〜。
Posted by むつぞー at 2011年10月11日 21:21
当日はお会いできて嬉しかったです。駄々猫さんのようにもっと丁寧に獲物を追っていかねばならないと深く後悔中です。あのチラシ、もっとばらまくのでした。本は少ないくせに、大量にあるのです(笑)
Posted by 古書ますく堂 at 2011年10月12日 00:11
>masubonさん
予想よりは一杯買いました、はい。
おしりねこバッグ完売、おめでとうございます!
あのね、来春は、文庫本が1つ入るぐらいのトートバッグが欲しいなー。(リクエスト)
古書ほうろう前は絵本需要が少ないかも、と、なんとなく思いました。スタンプラリーがあっても、会場によって客層が異なる気がします。違うかな?

>むつぞーさん
はい、お疲れ様でした〜。このお店のブックカバー、激安な上に親切でしたよね。
計画立てても崩れますけどね・・・目安にはなります、はい。
春は是非、SNS復活!私は手伝えないけど(たぶん)日が違えば遊びに行きます!

>古書ますく堂さん
はい、私も。「丁寧に獲物」って(笑)すごい適切な表現な気がする。まさに「ハンター」気分ですから。
チラシ、余っているなら、15日に伺った際に分けて下さい!
Posted by 駄々猫 at 2011年10月13日 02:02
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