2012年04月30日

第14回しのばず一箱古本市:4月28日出店編

4月28日の一箱古本市、晴天に恵まれ、過ごしやすい気温の中、無事終了しました。
ま、表彰式?の会場を、ますく堂さん、助っ人のTさん(3日の店主「和光や」さん)と3人揃って間違えちゃったことも良い思い出わーい(嬉しい顔)

ご来店、ご購入くださった皆様、しのばず一箱クイズに参加してくださった皆様、差し入れをくださった皆様、実行委員の皆様、大家の古書ほうろうさん、助っ人の方々、同じ場所に出店された店主の方々、ありがとうございましたexclamation

&今回仕事が入ってしまった相方の代わりに、千葉から店番を手伝いに来てくれた弟に大感謝。
意外と楽しんでくれたようで、七星文庫さんでSF本も買い、お客さん気分も味わえたようです。(同じ場所に七星さんがいてくれて良かった!)

毎回「この長文、誰が読むのだろう?」と思いつつ、主に自分のために、当日嬉しかったことや、反省点をまとめています。
参加していない方には退屈な内容かと思いますが、よろしければお付き合い下さい。

●全体●

・テーマが「痕跡本」だったので、痕跡本ツアー以外の方々には見向きもされないのではと思いましたが。意外と一般のお客様も「別に構いません」とか「面白いですね」と買ってくれて、痕跡本の可能性が感じられた。

・購入の如何にかかわらず、痕跡本の説明をしたり、「これ、どう思います?」と痕跡の背景について語り合うのが楽しかった。その代わり、会話で満足してしまい、営業(おすすめトークなど)を忘れた。

・昨年よりも、本と人との出会いの瞬間がリアルに感じられた(迷いなく「あ、これ!」といった感じで一冊抜き出す人が多かった。今回「痕跡本」くくりだったので、自分の好きなジャンルに偏らなかったのも一因かも)

・前回同様、知人が増えたことは嬉しいけれど、それによる弊害と言いましょうか・・・たまたま同じ時間に大勢の知人が来た場合、挨拶もろくにできない状況に陥る。知人も皆が「待てる」わけではないし、箱前が込み合っていると「お客さんになってくれるかも知れない人」がスルーしていく。
 知らない方はまだ「仕方ないな」と思うけど、知人だとちょっと悲しい。「気づいてもらえなかったのか」「どうせ買いたい本はないと思われているのか」とも考えてしまって。(悲観的?)まあ、それもまた「一箱」ならではの醍醐味かも知れませんが。

・100冊出品のために、前日、雨の中、西日暮里駅ロッカーに40冊の本を預け、20冊は石英書房さんにお持ちいただくというご面倒をかけた。100冊シリーズでやってきているとはいえ、さすがに今年は「ここまでして、拘るようなことだろうか?」という思いが残った。なので、駄々猫舎の100冊は、今回で終わり、かも、知れません。(来年は、忘れてまたやってる可能性も・・・)

●印象に残ったお客さま●


・痕跡本ツアーの皆様

 今回は参加者が少なかったとのことですが、なぜかツアーの到着と同時に、駄々猫舎にお客さん(多くは知人)が溢れ、まともな対応不可能に陥る。聖徳太子じゃないので、3方向から話しかけられてパニクりつつも、痕跡本の説明を必死でする。本当に、嵐のようでした・・・。そして、「痕跡本ツアー限定箱」を仕舞うのが遅れ、ミスター一箱に注意される。(申し訳ございませんでした)

・もす文庫さん

 しのばずUSTでも話しましたが。「もす文庫さんがいなければ、私の古本市出店はなかった」というぐらい、私にとって大切な方です。今年は「出店しない」とのことだったので、「上京、無理なのかな」と勝手に思っていたため、ご来店・ご購入いただき感激黒ハート

・静岡、徳島、松戸から来られたというマダム3人組

 お二人が新しめの本を購入。昨年、古書ほうろう前で助っ人をした時にもお見かけしたので、話しかけてみた。南陀楼さんのワークショップか何かに参加した時に仲良くなり、同窓会のように毎年一緒に一箱に遊びに来ているそうで。私より少し先輩のマダムたち、新刊本への鋭いアンテナ、本で繋がった本好き同士の縁、「10年後にかくありたし」と思わせてくれる素敵な方々でした。

・『なずな』(堀江敏幸サイン本)をお買い上げになった男性

 箱に投入して1分後ぐらいに「あ」といった感じで本に目を留めて抜き出されて。古本市が目的という感じではない方だったので、出店場所が通りに面していなければ気づかなかったかも。「堀江さんのファン」割引で会計を済ませた後、嬉しそうに「実は、3日前に娘が生まれて」と。「おぉ〜!それはおめでとうございます!ナイスタイミングでしたね!」 こういう方に買っていただければ、新刊署名入りを半額以下で並べた甲斐があるというものです。

・電車の模型を握りしめた男の子と若いご両親

 佐々木マキさんの署名入絵本をご購入。「ファミリー割引」で会計後、男の子が電車好きという話になり、お父さんも電車が好きなんですという話から、ふとお隣の初音ブックさんの箱に目を留めたお父さん、原武史さんの鉄道本をご購入。委託では味わえない、こういう「つながり」が、対面販売の路上の古本市ならではだなと嬉しい。

・意外な再会(?)

 青聲社さんがまだ素人で、「寝床や」という屋号で出店されていた頃に出会った手芸部長。震災の影響で帰省されたと聞いたきりでしたが、現在、谷根千地域にお住まいとのことで、「駄々猫さんいるかなと思って」訪ねてきてくれた。
 昨年6月開催の「神戸の女子古本市」で、駄々猫本を購入してくれたという女性。少し前にこちらに越してきたとのこと。
 いずれも混雑している時で、ちゃんと対応できずに申し訳ありませんでした。来てくださったこと、話しかけてくださったこと、とても嬉しかったです。

・その場で「しのばずクイズ」に挑戦してくださった皆さん

 私としては「お昼を食べながらでも、友人同士、夫婦で相談して答える」を想定していたので、その場でペンを出して答える方々に驚くと同時に、「わ。楽しんでもらえている(途中から苦しむ方も)」とわくわくしました。

●その他、嬉しかった、面白かったこと●

・一箱郵便? 

 店主でなければ、いの一番に行きたかった会場、喜多の園。直前のしのばずUSTで、pippoさんが「ぴっぽ島綺譚」にて、とっておきの綺譚を話して下さいというアピールをした時、同じ場所に出店する「読鉄本線」さんが「ぼくも、とっておきの鉄話、聞かせてもらおうかな」とつぶやかれて。「店主だからその場所まで行けないけれど、話は伝えたい」と思ったことがきっかけ。
 各スポットに取材に出かけるヒトハコ時報Kさんにお願いし、お二方への「お手紙」を届けてもらいました。pippoさんは、綺譚をまとめてフリペにして配布してくださるとか。楽しみ。
 そして、読鉄本線さんは、岸川夫妻を伝書鳩役にして「お返事」を届けてくださいました!お返事がいただけるとは思ってもみなかったので、大喜び!

・ヒトハコ時報が全部貰えた

 広告主限定で、発行した分を全部いただけました。500円で「ヒトハコ時報が全部必ず貰える」なら、大歓迎! 紙もバージョンアップしていたし、読み応えもあるし。来年もやってくれると良いな〜もちろん、出店するなら、来年も広告お願いする!

・「領収書」って、こんなんで良いの?

 フリーの方でしょうか、資料として購入ということで、請われるままに「領収書」を書いたのですが。いわゆる「領収書」は持っておらず、普通の紙に「書籍代として」と「金額」「自分の住所と名前」を書いただけ。こんなんで税務署が納得してくれるのでしょうか? 路上古本市で「領収書」をお願いされたのも初めてだったので、面白い体験でした。

・禁を破って、他店から2冊購入

古書ほうろう前で、配置が良かった&新・出店者が多かったからできたことです。基本的には、出店日には「買わない」ルールを自らに課しているのですが。


●反省点・残念だったこと●

・「しのばずクイズ」がカルトすぎた

 関係者の皆様には、このぐらいで良かったと思いますが。通りすがりの方には難しすぎたようで、ぱっとみて「全然わからないからいらない」という方も。景品はしょぼくても、大勢に楽しんでもらえる方向で考えた方が良かったかな〜と。または、初級・中級・上級と分けて選んでもらうとかね。

・「割引」がわかりにくい

 スリップ裏に条件付割引を書いてあったのですが、全然見ない方の方が多く。下手に書いてあると、その場での割引は逆にしにくいなあと。
 たとえば今回「大勢の方が手に取ったけれど売れ残った本」に『北村太郎詩集』があり。痕跡は「挟み込み」なので、状態が悪いわけではなく。「ポエカフェ参加経験者なら半額」と書いておいたのですが、逆に半額にするからと初期設定がやや高めで。むしろ、何も書かないで、手に取った方に「詩が(北村さんが)お好きですか?」とか話しかけて、割引交渉をすれば良かったかな〜と。

・北尾トロさんに見て欲しいサブカル系雑誌があったんだけど・・・

 「大ファンです」とは言えませんが、北尾さんの著作、半分以上は読んでいます。プレゼンテイターとはいえ、全員が全部のスポットを巡るわけではないとわかっていましたが。もし廻ってこられたら話しかけようと楽しみにしていました。開店早々、私の痕跡本『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』が売れたことも報告したいな〜と。だから、北尾さんの姿を見た時には「やたっ!」と思ったのだけど、接客中で。その間に、知人女性らしき方と話し始めてしまい。タイミングを計っていたらまたお客様が。そして、気づいたら、北尾さんはおられなかった。うぅ〜無念。(無念語りを聞いてくれた読み書き堂さん、ありがとう)


以上、色々ありましたし、思ってはいても書けない(書かない方が良いと思う)こともありますが、とにかく、今回も無事に出店を終えられて良かった。
関係者各位、お疲れ様でした、お世話になりました、ありがとうございました。
posted by 駄々猫 at 10:29| Comment(3) | TrackBack(0) | 古本市(出店・参加) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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