2011年10月17日

古書ますく堂開店&一箱映画市>すみだ川ものコト市

15日、一箱本送り隊活動に久しぶりに参加し、塩竃ブックエイドに行かれる皆さんにエールを送る。

久しぶりの箱詰め作業などでちょいと疲れたので、谷根千界隈のイベントやカフェは我慢。(いつになったら、カヤバ珈琲に行けるのか。財布に谷根千おしょくじ入れて持ち歩いているのに)

本日開店の、古書ますく堂さんへ。
西口からちょっと歩いた、立教大学の近くでした。外観も内装も、まるっきり「スナックのまま」(そのままでという条件で借りたとか)なので、ちょっと驚く。

古ツア(古本ツアーインジャパン)さんが早速詳細レポートを書かれているので、店内描写などはそちらをご覧下さい  >>>  コチラ

古ツアさんが「カオス」と表現されていますが、私もそう思いました。
イメージとして、バンコクとかコルカタとか香港の裏通りとか浮かんできた。

良くも悪くも「雑多」で、生理整頓された空間で生きている方には辛いかも知れないが、私は好きだな。
てか、落ち着く。だって、実家も自宅も魔窟なんだもん・・・魔窟生まれ育ち暮らし。(自慢にならん)

これは褒め言葉なんですが、「賢そうな人」や「読書家」の本棚というより、友達んちの本棚みたいで、親しみやすい。

それに、スナックのカウンターそのままで使わなくちゃならないわけで、ここを整然とスタイリッシュにしようったって・・・無理があるでしょう、ハコ的に。
先日、引き取っていただいた我が家の本たちもすまして棚に収まっていた、同ジャンルの仲間に囲まれて嬉しそう。

買取依頼のご近所さんがいらしたぐらいで、ほとんど一人客状態だったので、思う存分棚を眺めて、欲しい本を選ぶ。

猫本ブログ用に、スズキコージさん絵の 『ねこのどどいつあいうえお』など6冊。新刊の冊子『旅と本のコラム』もいただくことに。あと、チェブハガキ1枚。

会計が安すぎるので不思議に思うと、店主、1冊分のスリップ抜き忘れていました。
・・・大丈夫か!?

おしゃべりしているだけでも楽しくて、ついつい長居しそうになるけど、明日もあるので退散。
また遊びに参りまするんるん

16日。

月島までは有楽町線一本なので、距離があっても行きやすい。
相生の里での一箱映画市へ。

まずは、読み書き堂さんにご挨拶して、先に他の箱を廻ることにする。
出店が少ないので、すぐ終わるかなと思ったけれど、おしゃべり猫なので、時間かかりました。
相手をしてくださった店主の皆様、ありとうございました。

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波の数だけW(ダブ)らせて

春の一箱に、毎回捻った屋号で、素晴らしい看板を担いで参加されるWりさん

元ネタは・・・たぶん、ホイチョイ仕掛けの湘南映画「波の数だけ抱きしめて」かと思われ。(違ったらごめんなさい)

この店の看板を撮るのは私の使命なので、「今回は時間なかったから、こんなんで」とおっしゃいましたが、強引に撮る。
そして、箱内に気になる一冊を発見。今日の最初の一冊は『続・石井輝男映画魂』
新・文芸座で見た「恐怖奇形人間」があまりにも忘れられなくてつい。すみません、「網走番外地」シリーズとかのファンじゃないのに。(嫌いじゃないけど)

お次は、池袋界隈の映画好きなら誰でも知っている! フリペ「buku」編集長Hさんと、往来座通信で映画評を書いており、往来座でのバイトの合間に年間300本以上は映画を見る!という、のむみちさん箱が並んでいるコーナーへ。

お二人とも、相当ディープな映画好きなので、あれこれお話できて楽しかった!
映画ファンて難しくて、好みに偏りがある人が多いから、人によっては全然話せなかったりする。
フランス映画の話ならできるけど、邦画はサッパリ?とかね。

でも、お二人とも知識量がハンパないので、自分が好きなジャンル外の話でも相手をしていただけたように思います。
ちょっと久しぶりに映画魂が喜んでいましたよ、封印中だけど。

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古書シネミチック

店主のむみちさん特別出演。彼女が持っている本が、私が買った一冊です。
「わー!初売り〜! はじめての古本市なんですよ、今日がデビューなんです」と言われる。

それは私にとっても大変嬉しいことですが。
なんだかすみません、最初の一冊が『エド・ウッド 史上最低の映画監督』たらーっ(汗)

「や、でも、この本が史上最低ってわけじゃないし」とHさんフォロー。
そして、かの駄作「死霊の盆踊り」の話を聞かせてもらう。
大槻ケンヂ本で読んでいたけど、観た人の口から直接語られると、そのバカバカしさが際立つな・・・ああ、観たい! (<駄作love病は治っていないぽい)

更に「これ、確か、カール・ドライヤーが序文書いているんですよ」とHさん。
そ、それは、私にとっての殺し文句・・・その序文だけで買ってしまいます。崇拝に近いもの、ドライヤー監督。

bukuぶっくすからは、エリック・ロメール監督『六つの本心の話』をいただきました。
これでバランスが取れたような気がする。

パンフは自分で買ったものをかなり処分しているので、どうしようかなあと思ったけれど、量が多くなかったので、見てみることに。以前、神保町@ワンダーで、パンフ見すぎて貧血起こした(そして買わなかった)話をしながら。

あ、ヤバイもん見つけてしまった、「太陽を盗んだ男」じゃないですか〜「ローリングストーンズはこぉぉぉん!」じゃないですか!(相方とこのネタで一週間ぐらい遊んでいましたよ)

お隣の古書肆朝吉は、店主不在でしたが、のむみちさんが代わりに会計をしてくれた。野口久光のポストカードブックをいただく。

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月島虹色座

看板がすごくイイと思いません? 「ゴジラが熊っぽい」けど。
店主はなんかどこでも見かける人なんだけどレインボーブックスさんとは別人だそうです(笑)・・・弟か?

「今日まだ売れてないんですよ〜」って、駄々猫の一本釣りをされました。あぐあぐ。
「映画と関係ないじゃん」と言いつつ『力いっぱい地方出版』をいただく。

レインボーブックスファミリー(弟が3人ぐらいいるらしい)は、今後もあちこちに出店されるようです。トークが楽しい方々(!)なので、お客さんになった方は、是非おしゃべりしてみて下さいわーい(嬉しい顔)

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深光狛犬堂

ここでも妙なパンフを見つけてしまった・・・「鬼畜大宴会」
いや〜これ観たいんだよね〜あれ、一回観たんだっけか? ・・・忘れた。
バランスが悪いなと思い、もう一つ、雑誌「マリ・クレール」が主催した「クラシックシアター2」のパンフをいただく。
安原顕プロデュース、荒俣宏×中沢新一の対談が載っており、「雨のしのび逢い」解説担当が辻邦生だったので、購入決定。「道」の解説が今福龍太というのも面白い。

一箱古本市の時みたいに、箱が多くて、時間が足りず、お客さんが多くてあまり箱前に長く滞在できないと、パンフや雑誌の中をチェックして買うことまでは、なかなかできないのだけれど、その点では幸いでした。

店主さんが練馬の方だったので、ねりまん同士の親近感で、光が丘公園でのイベントのことなど教えていただく。
出版関係のお仕事をされている方で、往来座のお客さんで、のむみちさんに誘われて参加されたそうです。

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読み書き堂

栃木から、大きなトランクで参戦。
せっかくだから、重たい本か雑誌を、と思ったんだけど、持っていたり、あまり興味がないジャンルだったりで、「お母さんが観た日付が入っているパンフ」を2部いただく。
「メリー・ポピンズ」&「黄昏」

書き込みって、商品としての価値は落ちるけれど、私は結構好きですね。痕跡本の一種として。
「ああ、昭和●年に■■劇場で見たんだなー」って、知らない人に思いを馳せられるって悪くない。

遊びに来たモンガさんをつかまえて店番を頼み、読み書き堂さんとつくだベーカリーのパン&珈琲でランチ。

相生の里のテラス部分は隅田川に面していて、とても気持ちが良い。日差しも強すぎず、風もそれほどなくて、短い時間だったけれど、途中からやまがらさんも一緒に、楽しくおしゃべりできて嬉しかったです。
モンガ兄さん、留守番ありがとうございました猫

さて、個人的に思ったことを書き留めておきます。
不愉快に感じられる方もいらっしゃるかもですが、「一人のお客」の意見として受け止めていただければと思います。

・トークショーがメインだったのかも知れないが、あまりにもお客さんが少なくて淋しかった

初回の集客は難しいと思いますが、やはりお客さんが少ないと盛り上がらないので・・・もう少し一般の方が来てくれるような工夫ができなかったかなと。

古本市関係者の、私の周囲の方々は「昔の邦画好き」な方が多いようで、結局、その方々ぐらいしか足を運んでいないような気がするので・・・そういった方向で本を揃えなかった店主さんは苦戦したのでは?

もっとも、お客さんが少なかったからこそ、店主さんとゆっくりおしゃべりできたわけで、私にとってはラッキーだったけれど。

・素人古本市で「映画」という括りは難しいかも知れない

括りなしの古本市も同じといえば同じだけれど、映画の方がより細かな好みがあるように思います。
たとえば、一般の古本市なら、探している絵本がどんぴしゃ!でなくても、「絵本」というジャンルで何か欲しいものが見つかったりする。

でも、映画でそれってなかなか難しいのでは?
人がすごく多ければ「誰かしら好きな人がいる」可能性も増えますが・・・そもそも、映画って「映像」を観るのが主体だから、映画ファンでもDVDやビデオしか観ない人だって多いし。

映画原作も、上映前〜上映中は買う人も多いけれど、終わってしまうと全然という気がします。
その本自体に人気があるか、コアなファンがいるか、すごく古くて希少なら別ですが、平成以降の作品だと、あっという間に「アマゾン1円コース」になる傾向が。

もっとも、何かの映画祭や上映会とのコラボイベントで、多くの人出が予想されるのなら、話は別かも知れません。

以上、イベント評価はともかくとして、私の釣果はなかなか満足できるものでした。

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なんかちょっと、趣味が怪しい人みたいだが、好みの欧州・北欧・中東・アジア映画関連がロメール以外見つけられなかったのだから仕方があるまい。


14時半を廻ったので、すみだ川モノこと市へ急ぐ。

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会場の牛嶋神社からも、スカイツリーが眺められました。
正直、「タワーといえば、太陽の塔、通天閣、東京タワーだろう」とか思っているため、実は「ちっ」て感じなんだが、せっかく地元がそれで盛り上がっているのだから、ここは一つ、時流に乗ってミーハーしてみる。

会場は、人が多くて活気に溢れておりました。
BGM的にライブもやっていたし、カフェの出張販売が2,3軒あり、テーブル&椅子もあったので、お客さんの滞在時間も長めだったのでは?
一般客以上に関係者とその周辺が多そうだけど、手作り好きな「同好の士」が集まっているから、話も弾んでいるし、一店一店扱うモノが違うから、お互いに欲しくもなるだろうと思う。

高め価格商品は、そんなにバンバン売れている感じじゃなかったけど、作家さんにとっては「商品アピールの場」でもあるわけで、売上がそんなに多くなくても、良い宣伝になるんじゃないかな。

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堂地堂さんのミニメモ帳(タワー付き)を購入。
メモ帳自体が可愛いし、タワーがついていることで「東京土産」「墨田土産」っぽいから、プレゼントにも良いのではなかろうか。何より、お求めやすいお値段ですし。

ペンギンのポスカも買う。店主の男性が描いていて、行列が可愛い。
メイン商品は「器」なのだけど、やはりそれなりのお値段なので、簡単には買えない。
そういうお客のために、100〜200円程度の商品が置いてあるって良いですね。

古本屋の「ワゴンセール」「店頭100均」と同じような効果があるのでは?
実際、私は、ポスカを買うことで店主さんと会話ができ、今日は出ていないペンギン皿が、押上の手作り雑貨とギャラリー店「coneru」さんに置いてあることを知りました。

楽しく二周して、「ふるほん日和」の事前お手伝いに行くことを伝えて帰途についた。
さて、来週末は各地でイベント開催。晴れますように晴れ
posted by 駄々猫 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 古本市・古本屋訪問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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