2010年11月25日

いっぷくいっぱこ@深川いっぷくを終えて

3箇所同時出店、感想文の3つめは、「いっぷくいっぱこ@深川いっぷく」

駄々猫舎は初参加でしたが、先日遊びに行った「ふるほんばし」の第二回開催の一環としてのイベントであり、「いっぷくいっぱこ」自体はもっと前から行われていたとか。

会場になった深川いっぷくさんはじめ、一緒に箱を出した店主の皆様、しまぶっくさん、スモークブック(東京ブックス)さん、ご近所の方々含め足を運んでくれたお客様、その他関係者の皆様、お世話になりました&ありがとうございました。

3日間のイベントだったので、19、20日は、来てくれるという友人に営業活動し、一緒にお茶するために足を運びました。
「古本市出店」には慣れてきたものの、初めての場所というのはやはり緊張するもの。
どんな本が求められているのかもわからないし、どんなお客さんが来るのかもわからない。
「一冊も売れなかったらどうしよう」っていつも不安です。

そんな中で、初日に友人が来て数冊購入してくれたこと、他店主さんが購入してくれたことは「とりあえず出店料は回収できた」という安心感を与えてくれました、大感謝猫

自分が古本市に出る時は、「他のお客様のために」早い時間の購入を控えていますが。
数日間開催の場合、「初日に行って買う」という行為は、店主を力づけることに繋がります。

その店(箱)の目玉的な本を初日に買い漁るのはどうかと思うけれど、初日にまったく売れないというのは、店主にとって結構キツイ。
特に初出店する場所だったり、古本市自体に不慣れな場合は、出店料回収までは本当に不安で仕方ない。これは私だけの意見ではありません。

というわけで。
来る12月17日からの石英書房古本市にお客様として来られる皆様。
「古本市とは違うんだ、初日からわんさか買ってあげていいんだ」と考えていただきたく、お願いしておきます。
「最終日に余っていたら買うよ」ってのは、親切なようでいてそうではない。
一日限りの古本市とは違い、1日でも、1冊でも早く売れれば、開催中に補充ができるんですよ!

最終日に本が減っても、補充できないもん。

さて、3日間の成績は、お友達買いのおかげもあって、予想以上に良いものでした。
DVD1点、1500円が売れたのも効いてるな。
駄々猫舎で1000円以上の物品が売れたのって実は初めてでは?
ヤフオクでは売れてますが、古本市では初な気がする。(そもそも1000円以上つけられる本が滅多にないという話もふらふら

売上点数 36点
売上金額 11,400円


ちょっとした行き違いで、送料がやたらとかかってしまったので、純利は8000円強。
交通費や、友達とのお茶代や、いっぷくさんで購入した「てんとう虫」グッズや、他の店から購入した本や、しまぶっくさんで購入した本とぬいぐるみ代を考えると「あれ?赤字?!」って感じですが(笑)

それで、いいのだ。

前にも書いたけど、駄々猫舎が儲けだけを考えるなら、どこにも行かずにひたすらヤフオクやってるのが正解。でも、そんな人生、望んでないからわーい(嬉しい顔)

どんな本が売れたかといえば、これがなんだかバラけていて、よくわからない。
狙った時代物はイマイチでしたが、アート系、飲食系はまあまあ。
江戸ものは他店と重なってしまって振るわず(みんな揃って杉浦日向子・・・単純すぎましたね、反省)、落語は「立川一門系」のみ4冊完売で、他売れ残り。
女子マンガは惨敗でしたが、つげ義春は売れたし、イマドキ本も数冊出た。

面白いことに、他で売れなかった本がけっこう売れたような。
まあ、秋の一箱は雨だったから、晴れたら売れていたかも知れないけれど・・・たとえば、荒木陽子『愛情生活』、小川洋子『犬のしっぽを撫でながら』、山本容子『本の話、絵の話』、つげ義春『貧困旅行記』、立川志らく『雨ン中のらくだ』、中野孝次『ブリューゲルへの旅』、なぎら健壱『東京酒場漂流記』等々。

不忍一箱、みちくさ、ダイバー、ふるほん日和、どことも違う客層ってこと? かも、知れないし、たまたま他店主さんと被らなかった本だからってことかも。

こういうことがあると、なかなか売れないからって、すぐ値下げしちゃうのもどうなのかな、なんて思いますね。
お客さんとの出会いがあるまで、しぶとくあちこちで売ってみても良いのではないか!?

以下、箇条書き感想(反省含む)

●大勢の方との交流

2日間、いっぷくさんに行ったこともあり、結構大勢の方と言葉を交わすことができました。きのこ展開催中でもあったので、飯沢さんにもお会いできたし、ふるほん日和でお会いした似顔絵描きさん(そのご縁から、石英書房市最終日にも来ていただけることに!)や、「アストロ」同志君や、レインボーブックスさん、今回が初出店というレオポール書房さん。

やっと訪ねられた、素敵な店舗を構えているしまぶっくさん、春に本格出店というスモークブック東京店=東京ブックスさん。
できたばかりの、石英書房古本市のチラシも配布できたし、人の輪も拡がって、良かった良かった。
色々な場所に出店すると、必ずといって良いほど新しい出会いがあり、楽しいものです。

●ガイド付でモダン館へ

「ふるほんばし」会場は3つあって、いっぷくの他にカフェ「そら庵」さんと、深川東京モダン館でもイベントが開催されており。一人では行き着けないだろうと諦めていたところ、初日に糂汰堂さんが「一緒に行く?」と誘ってくださり、急遽、ドンベーブックスK子さんと3人でモダン館まで往復。
糂汰堂さん主催の「橋巡り」にも参加したいと思いつつ、時間的に難しく断念したのだけど、道々「ここはね」とあれこれ説明していただきました。プライベートガイド、贅沢である。

モダン館では、古本だけでなく雑貨や骨董品も置いてあり、なんと19日のみ「出張コーヒー店」が開店しており。美味しいコーヒーをいただきつつ、おしゃべりも弾みました。

「駄々猫さんは、実店舗古本屋はやらないの?」と聞かれ、なんで「やりたい」と思わないのか考えてみた。
経済的な問題もさることながら、何より無理だと考える理由が「店にいなくてはならないこと」だと思った。
「自分が動きたいタイプなんで、店でお客さん待つってのができません」と答えたら、糂汰堂さん「そうか・・・店ってのはお客を待つ商売だからね。自分が動きたい人には難しいね」と。たまの店番ならできるけど、ふらふら猫タイプには、店持つなんて無理だす。
やっぱり自分には、行商形式(古本市出店等)が最適なのだと再確認。

●ディスプレイ問題

皆さん、布を敷いたり、素敵な箱を誂えたり、看板を置いたりときちんとされていて。私は何も用意しておらず、今回もまたディスプレイはダメダメでした。「駄々猫舎」ネーム入り箱は他へ行っていたため、箱に店名すら書いておらず、慌ててマジックを借りてその場で書いたら、見事に曲がったヘタレ文字に。
翌日、ドンベーさんに「なんすかこれ。八百屋さんが殴り書きした、本日ピーマン特売、一袋100円みたいな!?」と言われた。ナイスコメント! まさにそんな感じ。

って、そこで感心してる場合ではない。
ディスプレイは駄々猫舎のかなりの緊急重要課題。
たぶん、毎回ギリギリになってスリップ書いたりしているから「考えが及ばない」&「詰め込みすぎ」なのだ。

過去、唯一自分で納得できたディスプレイは、カフェフルーク屋外での出店時。
小さなスペースと聞いていたこともあり、一人であまり運べないってこともあり、持ち物が少なかったのでした。
だから綺麗に並べられたのだと思う。「次こそ」と毎回思って、毎回できないんだよね・・・来年の課題にしておこう。(<石英市は諦めてるのな、笑)


練馬から深川は遠いけれど、何度も通う内に親しみがわき、また、知り合いができると、少々遠くても行きたくなるもの。
次回の「いっぷくいっぱこ」にも是非出したいな、と思ったのでした。
深川の皆さん、これからもどうぞよろしく猫
posted by 駄々猫 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古本市(出店・参加) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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