みちくさ市の時は、お客様も少なめだったし、自分がいない時間も多かったので、割愛しましたが。
一箱市は、購入いかんにかかわらず、とにかくお客様が多かったし、たくさんの方と会話もしたし、思うところもあったので、少しまとめておこうかと。
駄々猫舎は「猫とアート」というテーマだったせいか、箱を覗くほとんどのお客様が女性でした。どんぐりさんのランナップは、オールラウンドだったけれど、店主が女性、というのは良かったみたい。
自分がお客になった時にも思うのですが、箱に寄っていくか、スルーしちゃうか、店主さんで決めることがあります。
もしかしたら、怖い顔した爺様が、可愛い漫画や料理本を売っているかも知れないけれど、
なんとなく店主さんの雰囲気と並んだ本って近い印象だから。
箱はたくさんあるし、混んでいたりもするので、覗く以前に「ここはいいや」「止めておこう」と思うことも。
みちくさ市の時に助っ人をしてくれた弟が
「女性のお客さんは、女性がいる方が寄りやすいみたいだね」と言っていたけれど、なるほど、と。
男性のお客様も、何人かはいらしたけれど、ほとんどは女性か、女性と一緒の男性。
購入者も、男性は3人だけで、内2人は奥様連れ。
「男性のお客様が多い」お店もありますが、駄々猫舎は真逆でした。
覗いたお客様に
「ここは猫の本ばっかりなのね〜」と言われると、ちょっと嬉しい。
「猫がテーマなんです!」とお答えできて。
不忍通りから三浦坂を上ってくる途中に、猫の店があったことも幸いした、かな?
売れた本の報告と考察を。猫のエース本は、
「吾輩〜」絵本意外は売れました。
「マコ〜」は1〜3まで、それぞれ別の女性に。皆、可愛がってくれそうなお客様で、安心して送り出せた
「吾輩〜」は、価格以前に、手に取る人も少なめで。
ディスプレイ方法によっては、もっと上手くアピールできたかも知れないけれど、今回、絵本を探しているお客様自体、少なかったように思います。
子連れのお客様も、
石英書房さんと、どんぐりさんで「おばQ」を買った男の子連れのお母さんぐらいしか記憶にない。
会場のせいもある、のかなあ?
他会場はどうだったのか、ちょっと聞いてみたい。ライオンズガーデンさんは、小学校の近くで、マンション住民もいるでしょうし。
谷中銀座近くのお祭り会場には子供もたくさんいたような。
もす文庫さんは、
「女性客が少なかったように思う」と書いておられましたが、宗善寺には、結構いらしたかと。
古本市の途中から、バンド演奏をする方たちが出入りして、箱を覗いてくれたし。(若い女性たち)
芸工展巡りの途中に寄ってくださる方も。(女性全般)
アートの方は、
イチオシムック本を、
瑠璃さんが、ちょっと値下げして購入。
寝床やさん的「4桁、ホームラン」は成りませんでしたが(笑)、大切にしてくれるに違いない人の元に行ってくれて嬉しい
「北斎〜」は若い女性が「やっぱり・・・」と戻ってきて。
値下げもしなかったけれど、本当に欲しくて「予算に余裕がある」方は、買ってくれるのだなあ、と。
この
「予算問題」は新しい視点でした。
年配の女性が箱を覗いて「これ欲しいけど・・・今日の予算、ほとんど使っちゃったのよねー」
結局は、「それ、100円ですよ」で「あら、それなら」と買っていただいたのだけど、
予算を決めている人にとっては、「どの店に最初に行くか」は、大きな問題かも知れません。
荷物が重たくなると、「もういいや」って気分になるしね。
「江戸の闇」は、とかげ書林さんのお友達のご主人が、ご購入。
この勝因は二つ。
お友達がとかげさんとおしゃべりしていて、ご主人はちょっと暇そうだった。
本を手に取られたので、すかさず営業トークをした。(自分が読んだ
ばかりだったし、話しやすかった)
営業トークで「じゃあ、いただきます」と買っていただけると、これがまた嬉しさ倍増

一応、人を見てやっているけれど、押しが強くてスミマセン。
値引き交渉にしても、今回多くの方が手に取られたのに、なかなか購入に至らなかった、さかざきちはるさんの
「ペンギン〜」2冊。
15時過ぎに手に取られて、迷って入らした女性に、「2冊なら500円にします!」とお声かけ。
「今の100円引きでココロが動きました」とご購入いただけた。
値下げはタイミングだなってことと、大事な本は、本当に欲しい人が現れるまでは値下げしなくても良いなってことを学びました。福猫袋は、ほとんど身内(友人知人)買いでしたが、7袋売れました。
「何が入っているかわからない」のは、面白い反面、不安でもありますね。
放浪書房さんの「旅袋」みたいに、範囲がすごく広ければ、また違うかもですが、「猫」だと確かに範囲がかなり限られるかも。
石英書房さんのお嬢さんお二人に喜んでいただけたのは嬉しかったし、袋の評判は上々だったのですが。
これも、目立つディスプレイができなかったせいもあって、一般のお客様へのアピール不足を感じました

「袋だけ売ってみたら?」というアイディアもいただいたので、次回まで、あれこれ考えてみます。
助っ人本は、ペンギン本2冊、雨ちゃんが欲しがった「右岩」以外は全敗。ただ、これもディスプレイ的に下手だったせいもあるかな。
私の留守中に、「古い本、ないの?」と聞いた年配の方がいらしたそうで。右岩、お見せしたかったなあ・・・。
助っ人本は、また、他で出してみようかと思っています。
何回か出して売れないと、「こういうのが好きな人は、いない(来ない)のかな」なんて思いがちですが。
もっと長いスパンで考えて、ゆっくりと「本当に欲しい人を探す」ことも大事なんじゃないかと。
自分にとって「大切な本」なら、尚更ね。雑貨やポストカードは、これもディスプレイが下手で。
持っていった数の半分も置けなくて、そのまま持ち帰った分もあったし。
ファイルなんて、縦に置いたら、柄(模様?)が全然見えないじゃん・・・。
猫系雑貨は検討したけれど、アート系はイマイチ、でした。
ポストカードも、多すぎると「見るのが嫌になる」傾向が。
内容を絞った方が良かったかなあ。
同会場の、
おやじランナーの連帯さんが、「お買い上げ特典」に無料でポストカードを渡していたのも、マイナスに働いた気がします。
もちろん、おやじ〜さんが悪いのではなく、お客様の心理的に。
価格にしても、絶対そういうのってある。たとえば、3店で「文庫均一100円」を見た後では、どんなに内容が良い文庫でも、元値が高い文庫でも、「一冊300円」は高く感じる。
でも、他の店が続けて「300円均一」だったら、「こんなものかな」って思う。
つまり、余程「自分のモノサシ」を持っていない限り、相対評価、なんですよね、こういう会場は。値づけの問題は、本当に難しいけれど・・・「とにかく手放したい」というわけじゃなければ、余り安すぎる設定も、どうかなと思う。
値下げ競争になった業界が、どんな末路を辿るかは、下請け業者会社員としてわかっているし。
本や著者に対して、失礼な気もするし。
今回も、「安いから売れた」というより、「欲しいと思ってもらえた本が売れた」結果だと思うし。
この件に関しては、まだまだ考える余地がありそうです。
最後になりましたが、お客様としていらっしゃった
noraさんから、素敵な差し入
れをいただきました


来て下さっただけでも嬉しく、ご購入いただいただけでもありがたいのに、差し入れまでいただき、大感謝

可愛い
「ちばぎんキャラ貯金箱」は、4個いただいたのですが、2個は貰われて行きました。
あと2個は、次回以降、お買い上げいただいたお客様で「欲しい」という方にプレゼントしようかなー。
全体として、友人知人の購入に頼っている部分も大きいけれど、それはそれで良いと思います。私が出店しなければ、一箱市に来なかったであろう人もいるし。
本好きな人は、きっかけは駄々猫舎でも、他店でもお買い物するだろうし。
それぞれのお店の「友人知人」が廻ってくれれば、一箱市全体も活性化、進展するのでは?